ファットバイクとは？極太タイヤ自転車が人気急上昇のワケ

今まで、デコボコ道でも走れる自転車と言えば、マウンテンバイクが王道でした。

しかし近年、そのマウンテンバイクの倍のタイヤ幅を持つ、モンスターバイクが話題になっています。

それが、ファットバイクなんです。

ファットバイクとは？

ファットバイクとは、その名の通り、タイヤがファット（太い）スポーツバイクのこと。
マウンテンバイクのタイヤ幅がおよそ2インチ(約5cm)なのに対し、ファットバイクは平均４インチ(約10cm)もあるんです。

ファットバイクの発祥地は、アメリカのミネソタ州。
冬は氷と雪に包まれた生活を送る地域。そんな場所で、雪の上でも走れることを目的とした自転車が生まれました。

これは、アフリカへ当店のファットバイクを持って行った時の風景。
押して歩いているだけで、子供たちが寄ってきました。

日本でも同様で、子供たちの注目の的ですし、大人たちも振り向いて見てきます。
見るからにインパクトのある見た目。街乗りだからこそ、大勢に自慢できますね。

砂利道でも気にしない！

普段は遠回りしてしまうような道でも、ファットバイクなら余裕で通り抜けられます。
極太タイヤが地面をしっかりと掴むので、砂利道はもちろん、ちょっとした雪の上でも余裕です。

※積雪量が多い場所でのご使用はお控え頂くか、10万円以上のハイスペック品をお求め下さい。
※アイスバーンの路面でのご使用時は急に止まれない可能性がございます。スピードの出しすぎにご注意下さい。

ファットバイクの空気圧は30PSIが基本。
これだけ入れてあげれば、十分なスピードが出るようになります。

対して、空気圧を半分ほどにすると・・・
今度は地面からの衝撃を吸収するサスペンション効果が得られます。

つまり、用途によって2種類の使い方ができるのも、ファットバイクの特徴なんです。

地面をしっかりと掴むことで、バツグンの安定感を持っています。ロードバイクなどの細いタイヤだとちょっと怖い・・・という女性や子供でも、ファットバイクならラクラク乗りこなすことが可能です。

パンク・・・それは自転車乗りには一生ついて回る最大の敵。
特に通勤・通学途中のパンクほど青ざめるものはありません。

パンクで最も多いのは、リム打ちパンクというもの。
空気圧が少ない時に段差等に乗り上げると、段差とリムがチューブを潰してしまい、パンクします。
肉厚のファットタイヤなら、このリム打ちパンクのリスクを最大限まで減らせます。
サラリーマンや学生にとっては、大きなメリットではないでしょうか。

ここまで書いて来ましたが、
実際にファットバイクの価格を調べてみると
予想以上に高額なものだという事が分かります。

2016 サーリー PUG ICE CREAM TRUCK OPS
参考価格：10速SLX完成車　￥345,600

2016 サルサ BLACKBOROW GX 2X10
参考価格：10速SRAM GX完成車　￥383,400

もちろん、その分、性能が良く軽量です。
ただ、街中で乗るだけだとオーバースペック。
もっと低予算でも購入できるファットバイクが欲しいところ。

安くて街乗りで快適に乗れるファットバイクが欲しい！

という方には、当店のファットバイクたちをオススメしております。
スキー場のような積雪地帯や、山岳地帯などでの利用はできませんが、
街中の段差や砂利道、ちょっとした雪の上なら、このバイクがピッタリです。

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